今年は、ここ北陸でも雪がすくなくてとても助かっています。去年の2月はものすごい雪でたいへんでした。もともと南関東出身で、雪というとわくわくしちゃう傾向があるわたしですが、さすがに辟易したものです。もっとも困ったのが、通勤。首都圏とちがって車社会ですから、どんな雪でも車で道路にでてくる。いや、子供を送るなどの理由でいつもより多いのかもしれない。とにかくものすごい渋滞でした。
早く会社につかねば。などとかけらも思っていないんですが、何が憂わしいかといえば排気ガスです。どいつもこいつも無駄にもくもくCO2出しくさって(自分もですが)、ちょっとは地球のことを考えなさい!とね。
しかし、車は走れば排気ガスがでるものです。それは仕方がない。ではどうするか。そんなことをつらつら考えながら、渋滞の列から他の車をみていると、各車には、たいがい一人多くて二人しか乗っていない。むだに大きい車でも。カクユウ私もひとり運転席に座っているのです。乗り合いすれば、車が減るなあ。とそのとき思いました。普通の車には4人か5人乗れるのですから、乗り合いになれば車の数が4分の1から2分の1くらいに減らすことができます。
そのときはあまりまじめに考えていなかったけど、今思うにスマホアプリや税金の優遇を使えば不可能ではないか?基本的な方針としては、
- 利用者はプロフィール、基本的なコースと時間、運転したいかしてもらいたいか、を登録しておく。
- システムが最適な組み合わせを算出して、利用者に提案する。
- 利用者は乗り合いをするかしないかプロフィール等の情報をみて判断し合意すれば実施する。
- 乗り合い実績が多ければ所得税などを減税する。
というような感じで。
懸念されることとしては、このシステムについての収益モデルが思いつかないから、行政がやるしかないけど、行政に具申するのはめんどうだということですね。どこかで社会実験しませんかー。
まあ、あんまり雪が多いようなら仕事やすめばいいのにとも思いますが。
昭和46年生まれ。神奈川県産。妻ひとり猫ひとり。高校時代は丹沢に通って荷揚げのバイトしていたおかげでカモシカのようだったが、それも昔の話。その後、生態学者を志し、大学でできるだけひとの役にたたない研究をしたいと思っていたもののかなわず今に至る。現在は、お米を生産する法人で働き、自然栽培米に関わっていたりする。IT企業でも数年働いており、そのときの経験を生かして、農業にIoTをDIYで導入する手伝いをしたいと思っている今日このごろ。また、生き物にはやさしいけど、ひとには冷たいよねという評価もあったりする。