わらづと納豆をいただきまして。栃木のおみあげだそうです。私はもともと関東人なので納豆はかなり好きです。納豆がキライというひととは仲良くなれないくらいの納豆ずきです。ま、それはいいんですが、最近の納豆ってやつは、一食分ごとにカップに入ってやがったり、たれ(醤油じゃない)とからしが添えられていたりして上等ぶってるんですが、なんか水っぽいような感じて物足りません。
そういえば、ごくごく子供のときはわらで包んだ納豆を食べていたように記憶しています。もう40年近く前でしょうか。でもじかにではなく納豆はフィルムにつつまれていたんだっけな。よく覚えていません。でもあのころはぴーぷーっていって豆腐屋さんがきてボールをもって買いに行かされた。そんな時代です。あのころは豆腐も納豆ももっとうまかったような気がするんだけど。
さて、本題のわらづと納豆ですが、いただいた方からの情報によると、ツンと来るほど置いたほうがよりおいしいとのことですが、我慢できずちょっと食べてみました。かなりの量なので(たぶんカップ納豆10パイ分くらいある)、ツンもそのうち楽しめそうです。
とりあえず、混ぜてみると、糸の引き加減はそこそこです。安いカップ納豆みたいにとろろっぽくなりません。ちょっと食べてみると、これがうまい。味がある。醤油もからしもいりません。
これを食べると、そこいらの納豆はいったいなんなんだ?という気になります。なんというか、インチキ食品に慣れるといかんのですなあ。
昭和46年生まれ。神奈川県産。妻ひとり猫ひとり。高校時代は丹沢に通って荷揚げのバイトしていたおかげでカモシカのようだったが、それも昔の話。その後、生態学者を志し、大学でできるだけひとの役にたたない研究をしたいと思っていたもののかなわず今に至る。現在は、お米を生産する法人で働き、自然栽培米に関わっていたりする。IT企業でも数年働いており、そのときの経験を生かして、農業にIoTをDIYで導入する手伝いをしたいと思っている今日このごろ。また、生き物にはやさしいけど、ひとには冷たいよねという評価もあったりする。